|
評価:
チェン・カイコー,チェン・カイコー
PI,ASM/角川書店
¥ 3,683
(2001-11-22)
|
基本的に歴史物大好きなわたしとしては、話は長いが楽しめました。
真剣に観ないと登場人物の切なさがつかめないから、疲れてない時に観ましょうって感じ。
『始皇帝暗殺』(しこうていあんさつ、原題:荊軻刺秦王)は、中国・日本・フランス・米国の合作による1998年制作の歴史映画である。
残虐な暴君として描かれがちだった始皇帝を、一人の悩める人間として描いた作品であり、彼を取り巻く人物の人間模様と後に史記で語られることになる虐殺と粛清の背景が物語の中心となっている。
紀元前3世紀・戦国時代の中国。依頼を受けた1人の刺客が刀匠の一家を皆殺しにした。最後に盲目の娘を殺した刺客は、自らの生業のむなしさを悟る。刺客の名は荊軻といった。一方、後に始皇帝となる秦王・政は天下統一の事業を進めていた。政が趙の人質だったころからの幼馴染であり、今は自分が秦の人質となっている趙姫は、政と互いに惹かれあっていたが、秦の攻撃で趙に戦火が及び故郷の地で殺戮が繰り広げられることを恐れてもいた。そこで政と謀って、同じく幼馴染で秦の人質となっており、また政を激しく憎んでいる燕の太子・丹を唆して逃亡させた上で秦王暗殺を仕向けさせ、それを利用して趙・燕を含むすべての国々を無血降伏に追い込むという計略を立てる。丹とともに燕に着いた趙姫はそこで荊軻と運命の出逢いを果たす……。