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    コップランド
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      ワーナー・ホーム・ビデオ
      ¥ 510
      (2012-03-07)

      シルベスタ・スタローン演技派転身第一弾?
      ハーヴェイ・カイテル、ロバート・デニーロなど豪華キャストだけどストーリーは想像通りで、長さばっかり気になっているうちに終わってしまったのだ。


      『コップランド』(原題:Cop Land)は、1997年にシルヴェスター・スタローン主演で製作されたアメリカ映画。スタローンが体重を増やし、それまでのイメージを覆すような、冴えない中年の保安官を演じたことで話題となった。

      ニュージャージー州ギャリソン郡は、川を挟んでマンハッタンを臨む静かな地域。郡内にはニューヨーク市警察(NYPD)の警官が数多く居住しており、NYPD警部補のレイがここに住む警官のまとめ役的存在となっている。そこはまさに警官の王国『Cop Land』であった。ギャリソン郡保安官事務所で保安官を務めるヘフリンはNYPDで働くことにずっと憧れを抱いているが、若い頃の事故で左耳の聴力に障害があり、NYPDの採用試験に何度も落ちていた。保安官事務所の仕事は些細な揉め事の処理や交通違反の取締りばかりで、日々の生活にやる気はなく、好きなことと言えばレコードを聴くことと、バーでピンボールに興じるぐらいだった。
      ある日の夜、マンハッタンにあるバーでNYPDの警官によるパーティーが行われた。それに参加したレイの甥であるマレーは、ギャリソンの自宅へ戻るために自家用車で橋を渡っている途中に当て逃げにあう。マレーが容疑車両を追跡しはじめると、相手が銃のようなものをマレーへ向け、その直後に車のタイヤがパンクする。銃撃を受けたと思ったマレーは拳銃で相手の車を銃撃、銃弾を浴びた容疑車両は道の真ん中でスピンをして停車してしまい、それをかわしきれずにマレーは追突してしまう。
      警察と消防、またレイらが現場に駆けつけた時、当て逃げの車に乗っていた二名は銃撃によって死亡していた。またマレーが銃だと思ったのは単なるハンドルロック(ハンドルを固定する盗難防止装置)で、パンクは偶然に過ぎなかったことがわかる。マレーは火事の家から赤ん坊を救い出してからは「スーパーボーイ」とあだ名されるNYPDのヒーローであり、その彼が起こしたこの不祥事は叔父であるレイにとっても無視できないものだった。レイは一計を案じ、未登録の銃を当て逃げの車から見つかったように見せかけ、マレーの違法な発砲と射殺をもみ消そうとする。だがそのもみ消しをしようとしているのに気づいた救急隊がこれに反抗、銃を川に投げ捨て、レイの部下らともみ合いになる。警官と救急隊の怒声で騒然とする現場に、突然レイの叫び声が響く。「マレーが川に飛び込んだ!」。全員がその声を聞き、あわてて川をサーチライトで照らしマレーの姿を追うが、そこには漆黒の川面が揺れているだけだった。
      この問題を調査することになったNYPD内務調査班のティルディンは、マレーが本当は生きていて、レイが匿っているのではないかと疑っていた。元々彼はギャリソン郡と、そのギャリソン郡に住むレイを筆頭とする警官グループが組織的不祥事の温床であるとして、彼らの背後関係や金のやりとりなどを調査していたのだった。だが彼はギャリソン郡ではよそ者であり、また内務調査班は現場の警官から嫌われているため、郡内での調査は容易ではない。そこで郡に精通した保安官のヘフリンに、内密にレイらの調査を依頼する。
       
      | サスペンス | 19:16 | comments(0) | - |
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