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評価:
日本ヘラルド映画(PCH)
¥ 4,980
(2000-03-03)
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「スター・ウォーズ・エピソード1」を抑え全米No.1になったことでワイドショーにも取り上げられるほど、いちやく日本でもちょっと有名になった「オースティン・パワーズ・デラックス」。観て来ましたよ。
今回は宇宙空間で冷凍睡眠から目覚めたドクター・イーブルがまたまた世界征服をたくらみ、一番の敵オースティンを倒すためにタイムマシーンで1969年に戻り、冷凍中のオースティンのMOJO(パワーの源・性的能力)を盗み出すところからはじまる。
ギリギリのお下品ギャグとおバカぶりは前作より数段パワーアップ。イーブルとその息子スコットと1/8のイーブルのクローン(ミニ・ミー)との関係も加わって、どうしようもないほど笑える。
それからいろんな映画のパロディも満載、「Show me the money!!」(「ザ・エージェント」)や「インディペンテンス・デー」、もちろん「007」シリーズは当たり前、「ドクターモローの島」「ビルとデッドの大冒険」「ブレードランナー」「華麗なる賭け」「パルプフィクション」「ジョーズ」「ゴッドファーザー」などいろいろあるらしいが、全部気付いたら笑い100倍でしょう。
わかりづらいギャグ満載(英語だからなぁ)だけど林完治氏のPOWERで一番理解しやすくなっているので超細かくチェックして、おおいに楽しんで欲しいですぅ。
ティム・ロビンスやウッディ・ハレルソン、ウィリー・ネルソン、ハート・バカラック&エルビス・コステロ、ジェリー・スプリンガーなどなどカメオ出演してるのもお見逃しなく。もうマイク・マイヤーズ最高!「Let's Shag Baby! Yeah Baby!」でございます。
「オースティン・パワーズ:デラックス」(Austin Powers: The Spy Who Shagged Me)は1999年に製作された("shagged"は性交を意味するスラング"shag"の過去形。サブタイトルは"007/The spy who loved me(007 私を愛したスパイ)"のパロディ)。
1990年代で暮らしていたオースティンがDr.イーブルを追って1960年代に戻る。マイヤーズはオースティン・Dr.イーブルに加えてファット・バスタードを加えた1人3役をこなす。
作中で使われたマドンナの「ビューティフル・ストレンジャー」のPVにオースティン・パワーズ、バジル・エクスポジションが登場した。
2011年7月20日にBlu-ray Discがワーナー・ホーム・ビデオより発売(DVDもワーナーより同日に再発売されている)。